私たちの稽古は毎週土曜日の午前に行っています。普段の稽古の様子を説明してみましょ
う。
朝の9時、早く来た者はまず、道場の雑巾掛けからはじめます。「武道は雑巾掛けから」と、大塚先生が自主的に始めたものが会員に広がり、最近では少し遅れると終わっています。その後は、各自軽くウォームアップしたり、木刀の素振りなどをして体を慣らします。そして9時30分に全員整列の上、礼をして稽古が始まります。
最初の20分くらいは準備運動と柔軟体操、受け身の稽古です。柔軟体操とストレッチで十分に体をほぐした後、舟漕ぎ運動、前回り受け身、後ろ回り受け身、膝行等を行います。その後には木刀の素振りをして、十分息が上がったところで実際の技の稽古に入ります。
まず、指導者が全員の前で解説をし ながら手本を見せます。その後、各人が同じ技の稽古をします。毎回、違う相手を捜し、「受け」と「取り」を
交互に交代しながら技の練習をします。指導者は稽古している人たちの間をまわりながら、適宜、個別に指導をしてくれます。稽古する技の種類や順序は特に決まっていません。毎回、指導者が、技が系統だって理解しやすいように組み立ててくれます。なお、入会したばかりの全くの初心者は、他の人とは別に受け身や体の捌き方の稽古を行います。
稽古時間は当初11時まででしたが、いつの間にか11時半までになっています。人によって体力の差がありますので、疲れた人が途中で休んだり、水分の補給を行ったりしてもかまいません。2時間の稽古時間は長いようで短く、でも夏なんかは結構疲れてきます。稽古の終わりには連続の受け身や架かり稽古を行い、力が抜けたところで座技の呼吸法等で息を整えながら技を練る稽古、最後に整理運動をして終わりです。全員で礼をした後、稽古の相手をしてくれた人には個別にお礼をします。
公式の稽古はここまでです。道場は11時50分まで使えますので、元気のある人は「後稽古」でお互いに納得がいくまで(バテルまで)投げ合いをします。各自が体力と気力、その日のコンディションによって、自発的に行っています。締めはもう一度雑巾掛け、稽古でお世話になった道場はきれいにしておきます。
文書で書いても、イメージがわかないかもしれません。写真では伝えられない雰囲気を知るには、ぜひ稽古にお越し下さい。
